ゴーゴーカレーのレトルトを10食取り寄せてみた|店舗の味とどこまで同じか正直レビュー




ゴーゴーカレーの店舗には何度か行ったことがあります。あの濃厚でドロッとしたルーが白米に絡みつく感じが好きで、近くに店舗があれば月1くらいで通っていました。



「レトルトで同じ味が出るなら、そっちのほうが現実的だな」と思い、楽天市場で売っている10食セットを注文してみました。価格は3,950円(税込・送料無料)。1食あたり395円です。



この記事では、届いた中身、レトルトそのままの味、店舗風にキャベツとカツを追加した場合の満足度、中辛と辛口の違い、そして他のレトルトカレーとの比較まで書いていきます。



注文したもの・届いた中身



届いたのは注文から3日後。段ボールを開けると、レトルトパウチが10袋まとめてビニール袋に入っています。1袋あたり155gで、持つとずっしり重い。一般的なレトルトカレー(180〜200g)に比べるとやや少なめのサイズですが、ルーが濃厚なのでこれで十分な量だと後でわかりました。







パッケージはゴーゴーカレーらしい黄色と黒のデザイン。中辛と辛口は色味が少し違うので、冷蔵庫やストックに入れておいても見分けがつきます。常温保存可能で賞味期限は届いた時点で約1年先でした。ストック食材としても優秀です。



▶ まずはレトルトそのままで食べてみる



最初の1食は、あえてトッピングなしで食べました。ルー本来の味を確認するためです。調理方法は湯煎で5分。電子レンジでも可能ですが、袋ごと湯煎したほうがルーが均一に温まって仕上がりが良いです。袋を開けた瞬間、スパイスの香りよりも先に、炒めた玉ねぎとバターのような重厚なコクの香りが立ちます。皿に出すと、一般的なレトルトカレーとの違いがひと目でわかります。サラサラではなく、傾けてもゆっくりしか流れないくらいの粘度。「ドロッとした」という表現そのものです。







一口食べた感想は、「あ、ゴーゴーカレーだ」でした。



店舗で食べたときの記憶と照らし合わせると、再現度は体感で8割くらい。ルーの濃厚さとコクはかなり近いです。最初に甘みが来て、後からじわじわとスパイスの辛味が追いかけてくる構成も店舗と同じ。



ただし、店舗のルーにあった「何時間も煮込んだ重層的な深み」は、レトルトだと少し軽い印象を受けました。これは正直に書いておきます。店舗が100点だとすると、レトルト単体では80点くらいの感覚です。



もうひとつ気づいたのは、具材がほぼないこと。パッケージにも「ビーフカレー」と書いてありますが、牛肉の塊が入っているわけではなく、ルーに溶け込んでいるタイプです。具材を楽しむカレーではなく、あくまでルーの味を楽しむ設計。これは好みが分かれるところだと思います。



店舗風に再現してみる:キャベツ+カツの効果



2食目は店舗スタイルを再現しました。用意したのは千切りキャベツとスーパーで買ったロースカツ(惣菜コーナーの揚げたて)です。ステンレスの皿は持っていないので普通の皿ですが、「ご飯→ルー→カツ→横にキャベツ」の順で盛り付けると、見た目がかなり店舗に近づきます。







食べてみて驚いたのは、キャベツの効果です。



レトルト単体で食べたときは「少し重たい」と感じた濃厚さが、キャベツを合間に食べることで完全にリセットされます。ひと口ルー付きのご飯を食べて、ひと口キャベツをかじる。このリズムが生まれると、最後まで飽きずに完食できます。正直、食べる前は「カレーにキャベツって必要か?」と思っていましたが、ゴーゴーカレーに関しては必須のトッピングだと確信しました。



カツを追加すると、満足度はさらに跳ね上がります。カツの衣にドロッとしたルーが絡んで、白米と一緒に口に入れたときの多重感がすごい。惣菜カツでこのレベルなら、自分で揚げたカツだともっとおいしくなるはずです。



この「キャベツ+カツ」の組み合わせで食べたときの店舗再現度は、体感で9割まで上がりました。レトルト単体の80点が、トッピング次第で90点以上になる。この伸びしろがゴーゴーカレーのレトルトの最大の強みだと思います。



中辛 vs 辛口:どちらを選ぶべきか



10食のうち中辛7食・辛口3食で注文したので、食べ比べた結果を書きます。



中辛 — ゴーゴーカレーの「標準」にあたる味。最初に甘みがあり、食べ進めるにつれてスパイスが効いてくる。辛さはカレーの中辛としてはやや控えめで、辛いものが苦手な人でも問題なく食べられると思います。万人向け。



辛口 — 中辛をベースに、後味のスパイス感が明確に強くなっています。ただし「激辛」ではなく、「中辛よりピリッとする」程度。汗をかくほどの辛さではありません。



個人的な結論としては、普段使いなら中辛、気分を変えたいときに辛口という買い方が良いです。辛口だけ10食にすると途中で単調に感じるかもしれません。私のように中辛7:辛口3くらいの比率がバランスとしてはちょうど良かったです。



甘口は今回注文していませんが、お子さんがいる家庭なら甘口を何食か混ぜるのが良さそうです。



他のレトルトカレーとの比較



普段からボンカレーGOLD(230円前後)や銀座カリー(280円前後)を食べているので、率直に比較します。



味の方向性がまったく違う。 ボンカレーや銀座カリーは「スパイスの香りと具材感」を重視したサラサラ系。ゴーゴーカレーは「ルーの濃厚さとご飯への絡み」を重視したドロドロ系。同じ「レトルトカレー」でも、食べたときの体験が根本的に異なります。



ルーの量は少なめだが、濃いので足りる。 ゴーゴーカレーは155gで他のレトルトカレーより20〜30%少ないですが、粘度が高くご飯にしっかり絡むので、食べ終わったときの「足りない感」はありません。むしろ200gのサラサラ系カレーのほうが「ルーが余ってご飯が足りない」ということが起きやすいです。



1食あたりのコスパ。 ゴーゴーカレーは395円/食。ボンカレーの約1.7倍、銀座カリーの約1.4倍です。スーパーのレトルトと比べると高いですが、「外食の代わり」と考えると安い。店舗でゴーゴーカレーを食べると800〜1,000円かかるので、レトルトならほぼ半額です。



正直に感じたデメリット



具材はほぼない。 肉の塊や野菜のゴロゴロ感を期待すると肩透かしを食らいます。あくまで「ルーの味」を楽しむ商品です。具材が欲しい場合はカツや温泉卵を自分で足す前提で考えたほうが良いです。



155gはご飯の量を選ぶ。 白米200g(茶碗軽く1.5杯)くらいがちょうど良いバランスです。大盛りのご飯に合わせるとルーが足りなくなります。ご飯を多めに食べたい場合は2袋使うことになり、コスパが下がります。



味の変化が少ない。 濃厚なルーは魅力ですが、毎日食べると飽きるタイプの味です。10食セットを1週間で消費するのではなく、2〜3週間に分散させるのがおすすめです。



キャベツなしだと重たい。 前述の通り、キャベツがあるとないとで食後の満足感が大きく変わります。「レトルトだけで手軽に」と思って買うと、結局キャベツとカツを用意することになるので、レトルトだけで完結する手軽さを求める人には向かないかもしれません。



どんな人に向いている?



ゴーゴーカレーの店舗が近くにない方。 レトルト単体で店舗の味の8割、キャベツ+カツを足せば9割を再現できます。片道30分以上かけて店舗に行くなら、レトルト+自宅トッピングのほうが現実的です。



在宅勤務で平日のランチに困っている方。 湯煎5分+盛り付け1分で完成するので、昼休みの時間を最大限使えます。常温保存可能なのもストック向き。



「カレーは濃厚派」の方。 サラサラ系のカレーに物足りなさを感じている人には刺さる味です。逆に、スパイスの香りと具材のゴロゴロ感を求める方には合いません。



まとめ:「店舗の味を自宅で再現する」のが正しい使い方



ゴーゴーカレーのレトルトは、「レトルトカレーとしておいしいか」よりも「店舗の味をどこまで再現できるか」で評価すべき商品でした。



レトルト単体では80点。キャベツとカツを足すと90点。この伸びしろを楽しめるかどうかが、この商品への満足度を左右します。



10食セットの場合は中辛ベースで辛口を何食か混ぜるのがおすすめ。平日はルーだけ、週末は店舗風にトッピング、たまにカレーうどんにアレンジ——というローテーションで3週間楽しめました。1食395円は外食と比べれば半額以下なので、店舗に行く時間がない方にとっては良い選択肢だと思います。







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