飯田商店の「骨取りさば」を取り寄せてみた|注文から実食まで正直レビュー


「さばは体にいいから食べたほうがいい」——頭ではわかっていても、スーパーで買うさばは当たり外れが大きいし、骨を取るのが面倒で、つい敬遠していました。



そんなとき楽天市場で見つけたのが、千葉県銚子市の飯田商店が販売している「骨取りさば」です。レビュー件数が多く評価も高かったので、試しに1kgを注文してみました。





■ 注文したもの・届くまでの流れ



今回注文したのは「北欧産 無塩 訳あり 骨取りさば 1kg」です。注文から届くまでは4日ほど。冷凍便(クール便)で届きました。届いたときの段ボールはコンパクトで、中にはビニール袋に入ったさばの切り身がぎっしり詰まっています。







1kgといっても、切り身の数は個体差があるようです。今回届いたのは大小あわせて約12切れ。1切れあたり80〜90gくらいのものが中心で、中には小さめの60g程度のものも混ざっていました。「訳あり」の理由はこのサイズのばらつきだと思います。味には関係ないので、自宅用なら気になりません。



■ 解凍方法:冷蔵庫で半日がベスト



パッケージには「冷蔵庫で自然解凍」と書かれていました。朝出勤前に冷凍庫から冷蔵庫に移しておくと、夜帰宅する頃にはちょうどいい状態になっています。



一度だけ急いで流水解凍を試しましたが、ドリップ(水分)がやや多く出てしまいました。味に大きな差は感じなかったものの、やはり冷蔵庫でゆっくり解凍するほうが身がしっとりします。



■実食レビュー:3つの食べ方で試してみた



せっかくなので「シンプル塩焼き」「味噌煮」「フライパン照り焼き」の3パターンで食べ比べてみました。



① シンプル塩焼き(グリル)



解凍したさばに軽く塩を振り、魚焼きグリルで約10分。これが一番おいしかった食べ方です。







箸を入れると、皮の下からじわっと脂がにじみ出てきます。身はほろほろと崩れるくらい柔らかく、噛むと口の中に青魚特有の旨味が広がります。無塩タイプなので、自分好みの塩加減にできるのも良い点でした。



そして何より「骨がない」。これは想像以上に快適です。普段さばを食べるときは骨を探しながら慎重に箸を動かしますが、それがまったく不要。何も考えずにパクパク食べられるのは、忙しい平日の夕食では本当にありがたいです。



② 味噌煮



2回目は味噌煮にしてみました。醤油・味噌・みりん・砂糖・生姜で15分ほど煮込むだけです。







冷凍さばは煮崩れしやすいという先入観がありましたが、飯田商店のさばは身が締まっていて、煮込んでも形がしっかり残りました。味噌の甘辛い味とさばの脂の相性は言うまでもなく、ご飯が進みすぎるのが唯一の問題です。



③ フライパン照り焼き



3回目はフライパンで照り焼きに。醤油・みりん・酒を合わせたタレで焼き絡めます。







この食べ方は、さばが苦手な人にもおすすめできます。タレの甘みで青魚のクセがかなり抑えられるので、「さばの臭みが苦手」という方でも食べやすいと思います。ただし脂の多いさばにタレを合わせるとかなりこってりするので大根おろしやレモンを添えたほうがバランスが良いです。



■ スーパーのさばと何が違ったか



正直なところ、「通販のさばなんてスーパーと変わらないのでは」と思っていました。実際に食べてみて感じた違いは主に2つあります。



脂のりが安定している。 スーパーのさばは日によってパサパサだったり脂がのっていたりとムラがありますが、飯田商店のさばはどの切り身もしっかり脂がのっていました。商品ページに「脂の乗った時期のさばを厳選」とあり、これは嘘ではないと感じます。



骨取りの精度が高い。 以前、別メーカーの「骨取り」を買ったときは小骨が何本か残っていたことがありました。飯田商店のさばは12切れ食べて、骨に当たったのはゼロ。手作業で骨取りしているとのことで、この丁寧さは信頼できます。



正直に感じたデメリット



良い点ばかり書いても参考にならないので、気になった点も書いておきます。



1切れあたりのコストはやや高い。 1kg約6,500円で12切れだとすると、1切れ約540円。スーパーで1切れ150〜200円で買えることを考えると、日常使いとしては割高です。ただし、クーポンやセール時には半額近くなることもあるので、タイミングを見て買うのが賢い使い方だと思います。



「訳あり」のサイズ差は結構ある。 大きい切り身と小さい切り身でかなり差があるので、家族で分けるときに「こっちが大きい」と揉める可能性はあります(笑)。お弁当に使うなら小さめの切り身がちょうどいいので、逆にメリットとも言えますが。



北欧産(ノルウェー・イギリス)であること。 商品名に「銚子」とあるので国産だと思いがちですが、原料のさば自体は北欧産です。加工・骨取りを銚子の飯田商店が行っているという形です。国産さばにこだわる方は注意してください。



どんな人に向いている?



実際に3週間ほど使ってみて、このさばが特に合うのは以下のような方だと感じました。



仕事で忙しく、魚料理のハードルを下げたい方。 解凍して焼くだけで一品になるので、平日夜の調理時間を大幅に短縮できます。



魚の骨が苦手な方、小さなお子さんがいる家庭。 骨取りの精度が高いので、骨を気にせず食べさせられます。



冷凍庫にストック食材を常備しておきたい方。 冷凍で届くのでそのまま保存でき、食べたいときに食べたい分だけ解凍できます。



逆に、「国産のさばしか食べたくない」「1切れ200円以下でないと困る」という方には向きません。



まとめ:「焼くだけで成立する魚」の価値



飯田商店の骨取りさばは、味・手軽さ・骨取りの精度、どれも高水準でした。スーパーのさばと比べると価格は高めですが、「今日はちゃんとした魚を食べた」という満足感は確実にあります。



個人的にはシンプルな塩焼きが一番おすすめです。まずは1kgで試してみて、気に入ったら2kgのほうがコスパは良くなります。



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